予防歯科|ココティエクリニック皮フ科・歯科口腔外科|曙橋駅の皮フ科・口腔外科

〒162-0064東京都新宿区市谷仲之町3−1 市ヶ谷仲之町ヒルズ ウイング102号
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予防歯科

予防歯科|ココティエクリニック皮フ科・歯科口腔外科|曙橋駅の皮フ科・口腔外科

予防歯科とは

予防歯科とは

むし歯、歯周病は予防できる病気です。子どもから高齢の方まで歯の健康な状態を保ち、お口の中の状況が悪くならないようにむし歯や歯周病を未然に防ぐ必要があります。
当院では、定期歯科健診はもちろん、歯磨き指導、歯のクリーニング(PMTC)、フッ素塗布などを通じて予防歯科診療を行っております。
予防歯科で一番重要なことは、日々ご自身で行っていただく歯ブラシを適切に行うことです。クリニックでできることは、お手伝いにすぎません。当院では、歯ブラシ指導をしつこいほどに行います。
歯は一度失ってしまうと、二度と健康な歯は帰ってきません。一生の大切な財産と言えます。
患者様の歯を1本でも多く残すことができるよう予防歯科診療を行って参ります。

予防歯科って必要?

予防歯科を受診することで得られるメリット

  1. むし歯や歯周病にかかりにくくなる

    口の中には、むし歯の原因菌と歯周病の原因菌が住んでいます。これらの菌は悪さだけをしているのではなく、これらの菌がいるからこそ。肺炎や風邪などを引き起こす悪いばい菌が外から侵入しないように身体を守ってくれています。ただし、歯磨きや歯科医院での歯石除去などの予防治療を行わずにいると、むし歯菌や歯周病菌が偏って増えてしまい、悪さをしてしまします。予防歯科治療を積極的に行っていくと、お口の細菌環境が良くなっていきます。その結果、風邪などを引き起こす悪いばい菌の侵入をブロックしながら、むし歯や歯周病にかかりにくいお口の状態になります。しかも、定期的に歯科に通うことで、過去に治療した部分のチェックやメンテナンスも行え、何かあった場合でも、歯のダメージを極力抑えることができます。

  2. 心身の健康を保ちやすくなる

    体の健康状態はお口の健康状態と密接に関係しています。定期的な予防治療を受けていると、お口の健康状態が良くなり、それが体の健康改善に繋がるのです。
    歯周病と関連性のある疾患は数多くあります。

    口臭、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、認知症、糖尿病、誤嚥性肺炎、早産など(日本臨床歯周病学会ホームページより)

    また、歯に悩まされることが断然少なくなりますので、歯からくる心身的ストレスも感じることがなくなりますので、定期的にお口の中のチェックをすることをお勧めします。

  3. 定期的なメインテナンスを受けることで金銭的な負担の軽減

    歯が悪くなってから治療を受ける場合、悪化しているほど治療そのものが大変になります。悪化しているほど治療費が高くなり、通院回数も期間も長くなります。何よりも、歯を失うと、人工物での再建はできても、元通りにはなりません。また、インプラントなどの治療を行っても、もともと歯を失う状況になったところは、コンディションが悪く、徹底的なケアが必要となります。
    一方、予防を積極的に行う場合、定期的に治療費がかかるので、多くの方は「治療費が多くかかる」と思われるかもしれませんが、実は、削ったりかぶせたりというような治療の必要性が下がり、結果的には費用を抑えられます。
    費用が軽減できるだけでなく、お口の中を常に爽やかで気持ちの良い状態が保つことで、気持ちよく毎日が過ごせます。

当院がおすすめする予防歯科診療

院内で行う予防歯科診療

歯磨き指導

「自分では念入りに歯磨きしているつもりなのにすぐ歯石がつく」、「すぐむし歯ができてしまう」このようなお悩みの方はいらっしゃいませんか?
歯磨きの仕方や、歯ブラシや補助用具の選び方が間違っている可能性があります。

定期歯科検診に通っていただいても日常の歯磨きが適切でないと、お口の中のトラブルが起きてしまいます。逆に言うと毎日の歯磨きが上手になれば、お口の中は快適に保てます。
患者様のお口の健康のために、歯科衛生士により歯磨きの仕方を指導させていただきます。

PMTC(歯科のプロによる
専門的な歯のクリーニング)

PMTCとは歯科医院で受けられる専門のスタッフによるプロの歯磨きです。
歯科医師や歯科衛生士でも、自分の歯を完璧に磨くことは困難です。歯の表面がざらつくと、汚れがさらにつきやすくなり、汚れが汚れを呼ぶ状態となります。歯磨きで落とせない歯石の除去などを歯磨きのプロである歯科衛生士が行います。
年に3~4回はPMTCを受けることで、歯の表面がつるつるになるので、汚れがつきにくくなるというメリットもあります。

エアフロー

エアフローとは、歯の表面に水と人工甘味料の細かな粒子のウォータースプレーを吹き付けて、PMTCでは落とせなかったこびりつき汚れをしっかり落としていく、本格的な歯のクリーニングのことです。
エアフローは高圧洗浄機のようなものです。普段の歯磨きではキレイに洗うことができないブリッジの下やインプラントまわりの汚れなどもスッキリ落とすことができます。エアフローによる汚れ除去効果は、PMTCやホワイトニングなどを始める前に行うことで、予防歯科効果をより高めることができます。
PMTC同様、エアフローを行ったあとは、歯の表面がツルツルしていますので、プラークや歯石などの再付着を防ぐことができ、虫歯や歯周病などのお口の病気にかかるリスクを下げることができます。

スケーリング(歯石取り)

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化してできた硬い塊で、歯磨きなどの通常のセルフケアでは落とせません。
スケーラーという歯科医院専用の器具を使用して、歯の表面はもちろん、よく耳にする歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)内にある歯垢や歯石を除去します。これが「スケーリング(歯石取り)」です。
予防としての目的だけでなく、初期の歯周病(歯肉炎)を改善する治療としても行います。

フッ素

フッ素を歯に塗布することで、歯を強くし、むし歯になりにくくなります。
当院は新宿区から歯科医師会に委託されるフッ素塗布事業に参加しています。まずは、口の中の状態を確実に把握し、歯磨き指導を行ったうえでフッ素塗布を行います。

定期歯科健診

当院では、むし歯の検査、歯周病の検査、咬み合わせの診査などの、一般の歯科医院で行う歯科健診に加え、口腔外科専門医により粘膜などに病気がないかをチェックします。口腔がんなどの大きな病気は、専門家であれば、見て触ればすぐにわかります。定期健診の中で、必ずチェックします。
また、歯ぐきや粘膜の異変も検査で早期に分かります。「ただの口内炎かな?」、「白いできものができているけど、熱いのを食べてやけどしたかな?」
もちろんそのような場合もありますが、上皮組織の異変でも見られる所見です。必要に応じて、細胞診や血液検査も行います。

ご自宅で行うお口のセルフケア

一人ひとり歯並びも違いますし、歯みがきの仕方にも癖があります。ホームケアの指導では、各個人に合わせた歯みがきの方法や、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスの選び方などをお伝えし、ご自宅でのホームケアをより効果的に行えるようにサポートいたします。

歯磨き方法

当院では、しつこいと思われるくらいに歯磨き指導を行います。むし歯や歯周病の原因は歯垢です。この歯垢は丁寧な歯磨きによって、大部分を取り除くことができます。年齢、持病、歯並びなど、人によって必要な歯磨きのやり方は全くことなります。また、口の状態によって、必要な歯磨きの方法は変化してきます。当院では、必要に応じて歯ブラシや歯間ブラシ、フロスの使用方法等を細かく指導いたします。

デンタルフロス

歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスを使用すると落ちやすくなります。糸状のデンタルフロスは、歯と歯のすき間に通して汚れを落とします。ホルダーがついたフロスもありますので、使いやすいものを選択してください。

歯間ブラシ

歯間ブラシは歯と歯の間の汚れを落とします。様々な太さの歯間ブラシがありますので、ご自分の歯に合ったものを選びましょう。前歯と奥歯で歯と歯のすき間が異なる場合は、それぞれ太さに合わせて使い分けます。

キシリトール

キシリトールは、むし歯予防効果が実証されている天然甘味料で、厚生労働省から食品添加物として認可されているほか、世界保健機関(WHO)や 国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。キシリトールは、ミュータンス菌の増殖や歯垢の形成を部分的に抑える効果が期待でき、食後にキシリトール配合のガムなどを摂取することがむし歯予防に有効とされています。

予防歯科のよくある質問

歯ブラシはどのような基準で選べばいいですか?

多くの会社が多くの歯ブラシを販売しそれぞれに良いことを言っていますが、基本となるのは歯ブラシの性能ではなく、患者様自身の歯磨きです。
歯ブラシが汚れを落とすのではなく、患者様の歯磨きが汚れを落とすという考え方が重要です。
その上で選ぶべき歯ブラシは普通の硬さ、普通の形、普通の形状が最も基本になります。

電動歯ブラシは使用した方がいいですか?

歯磨きの大原則は電動ではない歯ブラシで適切に歯ブラシができるということが大切です。
電動歯ブラシを使用しても歯に適切にあたらなければ汚れはとれません。
ただし、体の不自由な方などは電動歯ブラシの効果は大きいと考えられます。

歯ブラシの取り替え時期の目安を教えてください。

歯ブラシは一般的には月1回程度は変えるようにするのがおすすめです。
目で確認する方法は、ブラシの後ろから見て毛先が左右にはみ出ている場合は取り替えてください。

フッ素は虫歯予防になるのでしょうか?

フッ素は虫歯予防に効果的です。
歯を強くし、細菌の活動を抑制する効果があります。
お子様はもちろん大人の方もフッ素塗布をお勧め致します。

毎日の歯磨きだけでは、予防歯科になりませんか?

なります。予防歯科で最も重要なのは歯磨きです。
しかしながら正しい磨き方で磨いていることが大切です。正しい磨き方でないと、長い時間磨いていても十分な予防効果は得られません。
それに合わせて自身のお口の状態に適した道具選びも重要になります。
歯ブラシや歯間ブラシの処方も行っておりますので一度ご相談ください。

子供や妊婦、高齢者でもキシリトールの摂取はできますか?

摂取は可能です。
100%キシリトールの摂取は虫歯予防に効果的です。
ただし取り過ぎは下痢を引き起こし、体調を崩す可能性がございますので量や頻度に注意が必要です。

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