歯科
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当院では、口腔外科専門医が全身状態を評価しつつ、歯科治療と保健指導を行います。大きな病気を持った方やご高齢の方でも安心して受診いただけます。必要に応じ、デジタルX線写真・CT撮影装置、炭酸ガスレーザーなど最新の機器を利用して診断いたします。各治療に対応したリーフレットの用意もありますので、ご質問やご不明な点がありましたら、お気軽にお伝えください。
全身管理モニターを用意しています。必要に応じて、血圧・脈拍・SpO2(血中の酸素の量)を測定しながら歯科治療を行います。
診療機器は最高クラスの装置(クラスB)で滅菌しています。また、口腔外バキュームを配備し、診療室内の汚染の対策をしています。
歯周病や根の病気は、歯からの治療だけでは治らないことがあります。その場合、歯ぐきを切開して、直接骨を掃除する小さな手術が選択されます。多くは大学病院などに紹介されますが、当院では外来で手術が受けられます。
デジタルX線写真では、フィルムに撮影する従来の装置に比較して、被ばく量が1/10程度となり、ほとんど被ばくはなくなります。また、画像が鮮明に映し出されるため、適切な診断が可能となります。
歯科金属アレルギーのある方は保険診療で認められる被せ物などが入れられないことがあります。金属アレルギーは検査をしないと診断できませんので、検査をせずに高額な自費診療を受けることは勧められません。歯科金属アレルギーがあると、粘膜のただれなどの症状が出現することも多いので、なにか粘膜に症状がある場合にはご相談ください。
口の中には、多くの細菌が住み着いています。その細菌によって、インフルエンザなどの風邪の原因となるウイルスや細菌の感染を防いでくれています。体にとって口の中の細菌は重要な役割を果たしていますが、いわゆる「虫歯菌」と呼ばれるミュータンス菌は、糖を使って虫歯を作ります。当院では、虫歯を治療するだけでなく、食事などの生活習慣を伺い、虫歯の予防方法を提案します。
虫歯は、砂糖だけでなく、果物に含まれる果糖、牛乳などに含まれる乳糖など、あらゆる飲食物が原因となります。甘いものに限らず、食べたあとには歯みがきをしっかりと行わないと、虫歯ができてしまいます。
渇いた口の中では食べ物がとどまりやすく、菌が増えやすいため、虫歯や歯周病が起きやすいとされます。年をとるとだ液は少なくなりますし、鼻炎などで鼻が詰まっていても口は渇きます。
口の乾燥は内科や精神科などで処方された薬の副作用の場合もありますので、処方した主治医と内服薬の相談を行うこともあります。
子どもは自分で虫歯を予防することはできません。大人が、虫歯の原因を知り、しっかりと仕上げ磨きをしてあげることが重要です。当院は院長をはじめ子育て経験が豊富なスタッフが常駐していますので、お気軽にお子様の悩みについてご相談ください。
小学校4年生程度までは、必ず仕上げみがきが必要です。小学校に入ると上手にみがける子もいますが、大人の歯の生えかけのときに十分な歯みがきを行うのは難しいです。また、仕上げをすることで、口の中の様子を大人がチェックすることが習慣となり、虫歯が出来ても早期に気が付くことがきでます。
口の中に糖が入っている時間を短くすることで、虫歯のリスクが減ります。子どもは血糖値が下がりやすく、おやつが必要ですが、時間を決めて与えてください。そして、食べたあとには必ず歯みがきを行い、最後には仕上げ磨きをしてあげてください。
フッ素を塗ると、歯の質が強くなります。唯一、科学的根拠のある、虫歯の予防が歯科医院でのフッ素塗布ですので、ぜひご相談ください(1,110円(税込))。
初期の虫歯に自覚症状はありません。進行する前に発見することが重要です。しかしながら、初期の虫歯はご自身で発見するのは難しいです。定期的に歯科医院で診察を受け、早期発見、早期治療を行うことが重要です。
当院では被ばく量が少ないデジタルX線を導入しています。歯科医師が目で見て判断がつかない場合には、画像検査を併用して診断いたします。
削って詰める、小さな虫歯の治療は、1回の来院で行う保険診療となります。
虫歯が大きい場合には、見た目や耐久性がより高い材料を使用した自費診療にも対応しています。
恐怖心の強い方には、静脈内鎮静法を提案します。
歯周病は生活習慣病です。適切な歯みがきを覚えていただき、患者様ご自身で改善できます。禁煙など、生活習慣の改善を提案することもあります。
歯周病は手術で物理的に住み家ごと原因菌を取り去ることで改善することがあります。当院は口腔外科専門医が診断、治療を行いますので、手術が必要となった場合にも安心です。
近年、歯周病が糖尿病や心筋梗塞などの全身的な疾患と関連するともいわれています。また、口の中が汚れていると、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。定期的に受診して、全身の健康を保ちましょう。
歯ぐきの炎症は、歯ぐきと歯の間に住み着いている歯周病菌が原因となって引き起こされます。歯ブラシや歯間ブラシによって最低でも1日に1回、すべての歯の周りの歯ぐきを清掃することが必要ですが、自分で十分に行うことはとても難しいので、定期的に歯科医院でプロからケアを受けることが重要です。
歯石とその周りには、歯ぐきやあごの骨を破壊する歯周病菌が住み着いています。
歯の並び方によっては、歯ブラシや歯間ブラシが届きにくくなります。
虫歯の治療などで被せ物が入っている場合、周りには歯石や汚れがつきやすくなります。
渇いた口の中では食べ物がとどまりやすく、菌が増えやすいため、虫歯や歯周病が起きやすいとされます。年をとるとだ液は少なくなりますし、鼻炎などで鼻が詰まっていても口は渇きます。
口の乾燥は内科や精神科などで処方された薬の副作用の場合もありますので、処方した主治医と内服薬の相談を行うこともあります。
悪性腫瘍、膠原病、糖尿病などの免疫機能が下がる病気がある場合には、歯周病菌が増えてしまいます。
タバコに含まれるニコチンは歯ぐきや骨の血流を悪化させ、免疫機能が下がります。また、タバコの熱が歯ぐきや口の中の粘膜にやけどを起こし、腫瘍を引き起こすこともあります。
初診時に検査を行い、必要に応じて歯石除去や歯ブラシ指導により歯垢の除去を行います。重度の場合は検査や歯石除去を繰り返しますが、改善しない場合は歯周外科手術を行うことがあります。いずれの場合も治療後は定期的な通院によりメインテナンスを行い、セルフケアを覚えていただきます。
軽度の歯周病の場合は、1回の受診で完結することもありますが、長期的に安定した状態が続くことが目標ですので、月単位の通院が必要となることもあります。
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検査
歯ぐきや歯の動揺を検査します。X線撮影も行い、歯周病の進行度を調べます。
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歯みがき指導・歯石除去
適切な歯みがきを覚えることにより、歯ぐきの炎症が減少します。ぶよぶよして出血しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってきます。
歯みがきで炎症が改善すると、歯ぐきの中の歯石が見えやすくなり、歯石除去が効果的に行えるようになります。歯石を取ると歯石の表面や内部の細菌が減り、さらに歯ぐきが引き締まってきます。場合により、炭酸ガスレーザーを用いて細菌数を減らす処置を行います。
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修復物や咬み合わせのチェック
歯みがきと歯石除去で歯ぐきの状態はかなり良くなりますが、これだけではすぐに再発することがあります。歯垢がつきにくい、また歯垢を取りやすいお口の環境にする必要があります。合ってない被せ物を除去したり、咬み合わせの調整を行うことがあります。さらに歯周病が進行して歯がぐらぐらしている場合などは、全体のバランスや歯の価値を考えて早期に抜歯することもあります。
この時点で再度精密な検査を行い、状態がよければメインテナンスに移行します。
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歯周外科処置
1~3の治療で改善しない場合、歯周外科手術を行うことがあります。歯周外科手術により、骨や歯ぐきの形態を改善し、清掃しやすい環境をつくります。また健康保険の対象外になりますが、症例によっては歯周組織再生療法によってある程度、歯槽骨や歯ぐきを増やすことができます。このような歯周外科を行ったあともやはり精密な検査を行い、治療効果を確認します。
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メインテナンス
歯周治療後は歯ぐきの炎症は改善が期待されますが、骨が足りない場合には、入れ歯やブリッジで歯を固定することもあります。このようにひとくちに歯周治療と言っても症状やお口の環境によって治療の流れや期間が異なります。また、いくら良い治療を受けても自分でしっかり歯みがきをしないと歯ぐきの状態は良くならないことを認識し、治療が終わったあとも定期的にメインテナンスを受けることが重要です。
従来の金属のばねの入った保険治療から、ばねのない自費の入れ歯まで、幅広く取り扱っています。入れ歯治療は状態によってさまざまですので、御希望を伺いながら治療計画を提案します。
また、口腔がんの手術などで、舌やあごの形が複雑な方への入れ歯も数多く経験しています。
ばねのない入れ歯 | 11万円(税込)~ |
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薄い金属を用いた上部で違和感のない入れ歯 | 33万円(税込)~ |
院長は、幼少期にレスリングや剣道を経験し、自身もマウスピースを使用していました。歯を守るだけでなく、集中力も上がるとされ、いまやスポーツ選手の中ではマウスピースの使用は常識的なものになっています。顎関節症や歯ぎしりの治療に使うマウスピースは保険ですが、スポーツ目的に作製するものは自費にはなります(33,000円(税込))。スポーツをしている方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院ではマウスピース矯正を導入しています。
専門医の診断が必要な場合には、矯正歯科をご専門にしている先生方と連携して治療を行います。
矯正治療はむし歯や歯周病の治療を行った後に、十分にセルフケアが行える状況になって初めて行えます。
お気軽にご相談ください。