リラックス歯科(静脈内鎮静法)
リラックス歯科(静脈内鎮静法)
点滴で眠くなる薬を入れ、うとうとした状態を作り出すことを静脈内鎮静法といいます。胃カメラでも利用されています。
静脈内鎮静法を併用して歯科治療や抜歯等の口腔外科手術を行うと、記憶はほとんどありませんし、長い手術や処置もなかったかのように感じます。開業医でも行っているところは増えていますが、通常は麻酔科医を呼んで行うので、高額な自費診療としていることがほとんどです。当院では、全身麻酔や集中治療等の管理経験豊富な口腔外科専門医が直接行いますので、自費診療でも他院より安価です(55,000円(税込)、別途治療費)。静脈内鎮静法を行う場合には、他の治療もすべて自由診療となります(例:通常抜歯16,500円 親知らず抜歯33,000円)。
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実施前
事前に問診や全身状態の診察を行い、実施日を相談します(初診時にはできません)。そこで、注意点についても説明いたします。
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実施日
実施3時間前から食事をしていないことを確認した後に、血圧計と酸素飽和度を測定するモニターを装着し、担当医または看護師が点滴をします。眠くなる注射を入れ、「うたた寝」状態となったら、鼻から酸素を投与します。局所麻酔を行い、手術や歯科治療を行います。
処置が終わったら、30分から1時間ほど休んでいただき、問題なく歩けるようになったら点滴を抜き、薬局で処方を受けて帰宅となります。